フットゴルフの2017シーズンは終盤を迎え、11/10-12にヨーロッパとアメリカで大きなファイナル大会が行われました。
ヨーロッパでは、ヨーロピアンフットゴルフツアー(以下EFT)2017の最終戦グランドファイナルがポルトガルで行われ、100人以上の選手が出場しました。FIFGフットゴルフワールドツアー2017のメジャー大会「イタリアンオープン2017」で優勝した Jason Parkinson(イギリス)が初日から首位を守り、3日間トータル39アンダーで2位に4打差を付けて優勝。
EFT2017 は全日程(11大会)が終了し、グランドファイナル9位だったで EFT ランキング2位だった Ben Clarke(イギリス)が逆転で2017年ヨーロピアンチャンピオンに輝きました。Ben は10月に軽井沢72ゴルフで行われた日本初のフットゴルフ国際大会「JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2017」の優勝者。
前節までランキング1位だった Michael Wilkes(オランダ)はグランドファイナル19位で2位に後退。3位には2015年チャンピオンの Lionel Jacot(スイス)が入りました。45歳以上のシニアカテゴリは MEN 2位の Michael Wilkes(オランダ)、レディースカテゴリは Martina Quintarelli(イタリア)が各カテゴリチャンピオンに輝きました。
アメリカでは、「U.S FOOTGOLF NATIONAL CHAMPIONSHIP 2017」がアメリカフットゴルフ協会(AFGL) のホームコース Desert Willow Golf Resort(カルフォルニア・パームスプリングス)で行われ、この大会も100人以上の選手が出場しました。
2016年アメリカランキング1位の Sharif Khatib が初日、二日目を首位で迎えた最終日。2016年大会で優勝している Angel Reyes も首位スタートしたものの、スコアを伸ばせず4位。 Sharif は54ホールノーボギーという安定したフットゴルフだったが、Angel 同様スコアを伸ばせず2位タイでホールアウト(2位タイプレーオフの末、3位)。
優勝したのは3位タイスタートの元メジャーリーグサッカー選手の Julian Nash 。13番から6連続バーディーを含む最終日のベストスコア62を出し、3日間トータル29アンダーで2位に2打差を付けて優勝。2位は同じく3位タイスタートだったマイアミ在住のスペイン人 Piero Menor が Sharif とのプレーオフの末にランクイン。
クラブ、シニア、レディースそしてジュニアカテゴリも表彰され、クラブカテゴリは Oakland FootGolf Club が優勝。そして2017年アメリカランキング1位は Angel Reyes 、クラブ1位は West Coast FootGolf Club が獲得しました。
今週土曜(11/18)には日本でも日本フットゴルフ協会主催のファイナル大会「JFGA TOUR FOOTGOLF JAPANOPEN FINAL」が栃木県小山市にあるTBC太陽クラブで行われます。本大会は3月から9月までの各ジャパンオープンで上位10名に入った選手のみが出場できる大会です。
この大会をもって日本フットゴルフ協会主催大会の2017シーズンは終了しますが、来月12月には関東フットゴルフリーグ2017チャンピオンシップや関西フットゴルフリーグ2017ファイナルなど、まだまだ12月もローカル大会が行われます。12月の大会情報は後日アップします。