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blog 大会情報 日本フットゴルフ協会

フットゴルフ国際大会2018 Vol.7

投稿日:2018-09-10 更新日:

JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2018 Supported by SHIELDS

9/9日が最終日。大会期間中は雨予報でしたが、一時的に降られた程度で、比較的天気に恵まれた大会となりました。そして最終日は青空の下、一組目が8時にスタート。この日はカテゴリー毎(メンズ、シニア、レディース)に組み合わせが分けられ、メンズの最終組には冨沢和未選手、シニアには大塚有尋選手、レディースには阿漕洋子選手と前田春香選手、全カテゴリーに日本人選手が入りました。

この日は早朝に降った雨が多少残り、また風が強い一日となりました。向かい風のホールが多く、フットゴルフにとっては風は難敵。しかし外国人選手たちのキックは力強く、風の影響を感じさせないキックをしていました。日本で行われているジャパンオープンでは見られない長いコースで、またフェアウェイの広いホールも多かったので、メリハリを付けてしっかり蹴れる選手がより多くのチャンスを作っていました。

最終組は、以下スコアでスタート。
・6アンダー:冨沢和未選手、ニコ・ガルシア選手
・5アンダー:ミハル・ディアン選手
・4アンダー:ベン・クラーク選手
・3アンダー:ジェイミー・カラム選手

1番ホールティー

1番ホールから動きがあり、ミハル選手とベン選手がバーティーを取り、冨沢選手がボギーで順位が入れ替わります。更にカップの奥が谷になっている4番ホールで全員がボギーやダブルボギーでスコアを崩します。
【4番ホール終了時点】
・4アンダー:ミハル・ディアン選手
・3アンダー:冨沢和未選手、ニコ・ガルシア選手、ベンクラーク選手
・1アンダー:ジェイミー・カラム選手

4番ホールのカップ奥は急傾斜

5-7番ホールはバーディーが取れやすいホール。冨沢和未選手がしっかりと全ホールでバーディーを取って盛り返します。
【9番ホール終了時点】
・6アンダー:冨沢和未選手、ミハル・ディアン選手
・4アンダー:ニコ・ガルシア選手、ベンクラーク選手
・2アンダー:ジェイミー・カラム選手

7番ホールのカップ付近

10番ホールでニコ選手以外はスコアを伸ばし、特にベン選手はイーグルで首位の二人に迫り、遂に12番ホールのバーディーで追いつきます。
【14番ホール終了時点】
・7アンダー:冨沢和未選手、ミハル・ディアン選手、ベンクラーク選手
・4アンダー:ジェイミー・カラム選手
・3アンダー:ニコ・ガルシア選手

14番ホールティー

15、16番ホールで連続バーディーを取った昨年チャンピオンのベン選手が単独首位に立ち、ミハル選手が17番ホールでクリークに落として、トリプルボギー。
【17番ホール終了時点】
・9アンダー:ベンクラーク選手
・6アンダー:冨沢和未選手
・5アンダー:ミハル・ディアン選手
・3アンダー:ニコ・ガルシア選手
・2アンダー:ジェイミー・カラム選手

17番ホールはクリーク越え

そして迎えた18番。トップ選手たちのアプローチは素晴らしく、全員がバーディーを狙える位置に付けます。最初に蹴った冨沢選手のバーディーパットが外れて、嫌な距離のパーパットが残ってしまった。カップ下からのパーパットが外れてしまい、結局ボギーのトータル5アンダーでホールアウト。ミハル選手は決めれば単独2位となるバーディーパットを外してパー。こちらもトータル5アンダーでホールアウト。ニコ選手とジェイミー選手はバーディーでそれぞれスコアを伸ばして、トータル4アンダー、3アンダーでホールアウト。

ベン選手はバーディーパットはムリをせずに寄せ、きっちりとパーセーブ。トータル9アンダーとして2年連続で優勝を手にしました!

日本人初のメジャー大会優勝が期待された冨沢選手ですが、惜しくも2位タイ。昨年の大会では日本人最高位10位を上回り、メジャー大会日本人最高位。小さい日本人でも世界で戦える事を証明してくれました。冨沢選手、おめでとうございます!!

大会のリーダーボードは、関東フットゴルフツアー2018、関西リーグや東海リーグでも利用している「footgolfweb.jp」で確認できます。また3日間リアルタイムに見ることができます。
大会リーダーボード:https://footgolfweb.jp/schedule/162

最終日を終えての心境を冨沢選手と足立選手にお聞きしました。冨沢選手はインタビュー形式でお応えいただき、こちらは別記事(Vol.8)としてお届けします。足立選手は最終組の一つ前でスタート。前半から大きくスコアを崩し、最終日だけで15オーバー。二日間で1アンダーだっただけに、フットゴルフの難しさはもちろん、複数日の難しさも改めて感じられました。

【最終日を終えてのコメント】

足立選手:昨日までの結果が嘘のような結果になってしまいました。
精神的に押されていた事により、パターの感覚が本当にわずかですが合わなくなってしまいました。
本当に繊細で勝つためには心技体すべてが揃わないとダメなスポーツだと改めて思いました。
今回の体験を良い経験だったで終わらないように次に繋げていきたいと思います。
2日目までの結果で期待してくださった方々に本当に申し訳なく思っています。
家族を筆頭にいつも応援してくださってる方々への感謝の気持ちをプレーと結果で返せる選手になっていきたいと思います。

 

当日18時より表彰式が行われました。メンズ優勝のベン・クラーク選手(イギリス)はトロフィー、そして優勝賞金100万円を手にしました。シニアはスティーブ・クレーン選手(アメリカ)、レディースはソフィ・ブラウン選手(イギリス)もトロフィーと優勝賞金20万円を手にしました。

主催の日本フットゴルフ協会をはじめ、会場のフォーティーンヒルズカントリークラブ、大会運営の東急エージェンシーなど大会運営に関わった全ての方により、今年も素晴らしい大会となりました。そして多くの外国人選手たちが遥々日本に来てくれた事は本当に嬉しい限りです。冨沢選手が優勝争いに絡んだことで、大会を大いに沸かせてくれました。来年もメジャー大会が開催されることを願っています。

本大会の結果と来月のジャパンオープンを含む全6大会中成績の良い4大会により第3回ワールドカップの日本代表が決まります。日本の出場枠は18(メンズ14、シニア2、レディース2)。詳細はコチラ。サバイバルレースはいよいよ最終戦を迎えます。誰がワールドカップへのキップを手にするのか?

今年最後のジャパンオープンは10月14日(日)に開催されます(場所は未定)。
https://www.jfga.jp/tour-schedule2018


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