6/3初日団体一回戦(対アイルランド)
オランダの初夏は日が長く、22時近くまで明るいんです。
この写真は19時すぎに撮ったもの。
なので個人戦が終わったあとでもまだまだプレイが可能なので、19時半から4人以上参加している国による団体戦が行われました。
おそらく日本チームとして初めての国際大会団体戦。日本は初日個人のスコア上位4人をメンバとして選出し、一回戦はアイルランド!
簡単にルールを説明すると、各国4人の選手を2人ずつに分け、一組4人(日本2アイルランド2)を2つ作り、同じホールを回ります。
4ホールでポイントを多く取った国が勝ち、次のラウンドに進めます。
ポイントとは、各国4人の良いスコア2人のトータルを比べ、差がでた場合1ポイント。
更に8人の中でベストスコアが1人だけの場合も1ポイントで、1ホール最大2ポイント獲得出来る仕組み。
例えばパー4ホールで、以下スコアの場合、
・日本チーム(Aさんパー、Bさんイーグル、Cさんパー、Dさんパー)
・アイルランドチーム(Aさんバーディー、Bさんパー、Cさんバーディー、Dさんパー)
まず2人の良いスコアを比較。
日本はイーグルとパー、アイルランドはバーディーとバーディーを採用し、スコアに差がないので0ポイント
次に全員のスコアを確認すると、日本チームBさんがただ1人イーグル。
つまりベストスコアが1人だったので、このホールは日本が1ポイント獲得です。
さて団体戦に話を戻します。
日本チームは初日日本人トップの徳本選手、そして木村選手、峯尾選手、新井の4人。
新井/峯尾ペア、木村/徳本ペアで臨み、最初の2ホール(共にパー3)は両国一歩も譲らずお互い0ポイント。
三つ目の15番パー4はアゴ高バンカーの奥にカップがあるホール。
自分はバンカー左から攻めたものの、距離の長いバーディーパットを残す。
峯尾選手は両利きという世界でも稀な選手。
このホールは左に林があるので、ティーキックは左足。
2打目もバンカーを巻くように左足で蹴り、ピンそばにつけるナイスアプローチ。
アイルランドチームは、一人は自分より少しピンに近い位置に付け、一人はバンカー。
そして日本人とアイルランド人合わせて20人近い人達が見守る中、まずは一番遠い自分から。距離は約30m。
蹴ったボールはピンに対して真っ直ぐ向かっていき、キレイにカップイン!!
峯尾選手も下りの難しいバーディーパットを決め、相手にプレッシャーを与えることが出来ました。予想通りアイルランドは2人ともバーディーを逃し、後半組も全員バーディーが取れず、トータルスコアとベストスコアにより日本2ポイント先取!
最後の16番はトータルスコアにより1ポイントを与えてしまったものの、日本はトータルポイント2対1で、国際大会団体戦初戦で初勝利!!
対戦後はお互いを讃え合い、最後は全員で記念撮影。この時で21時過ぎ。
6/3初日団体ニ回戦(対アメリカ、イタリア)
一回戦が終わった21時前。でもこの日はまだまだ終わりません。
引き続き団体戦ニ回戦が行われ、今回は3カ国三つ巴戦。
一回戦と同じように各国2人ずつ合計6人を二組。
アメリカは今年1月に行われたワールドカップ団体戦チャンピオン。
イタリアもワールドカップ団体戦に出場した強豪国。共に相手にとって不足はない。
1ホール目(5番 103m)は短めのパー4で、ポイントは確かアメリカ…
2ホール目(6番 277m Par5)は名物ロングホール。このホールも確かアメリカ…
3ホール目(7番 137m Par4)も名物池越えホール。このホールも…
この時疲労困憊で詳細はあまり覚えていませんが、完敗でした。
そして時計を見ると22時をまわっていました…
フットゴルフは基本個人戦ですが、団体戦はチームとしての戦術や助け合い、そして楽しさもあります。
初めてとしては非常に良い経験ができ、今後に繋げられるものを得られました。
って思えたのは少し経ってからで、みんな疲労と空腹で「味噌汁飲みたい」「湯船に浸かりたい」などと本音が続出w
そしてホテルに戻って来たのが23時すぎ。
空いていたバーで空腹を満たし、個人二日目に備えてすぐに眠りにつきました…
アラコ