18番の特設席から観客に見守られる中、優勝争いはオランダ人同士のプレーオフ。
プレーオフでも決着が付かず、18番の途中からによるアプローチ決戦の結果、キャピタルカップのオーガナイザーでオランダ人の「Jim Kuipers」 の優勝で幕を閉じました。まだ25歳。羨ましいw
表彰式は18番ホールで行われ、個人、シニア、団体、女子が次々と表彰されます。
まとめ
3日間トータル15アンダー(259人中92位タイ)
数字だけ見ると、昨年に比べて遥かにスコアと順位が良くなったけど…
18番のパーパットがキャピタルカップ最後のキック
思い起こせば、練習日は雨に見舞われ、初日は後半の神がかり的なプレイと団体戦の初勝利。
二日目はワールドカップチャンピオンと回るも自滅…
そして最終日。大会初イーグルから波に乗り、実力以上のものが出せて楽しかった一日。
そーいえば、昨年のキャピタルカップで初イーグルも最終日だった。
今年もフライトメンバに恵まれ、英語が話せないのに本当に楽しく3日間回れました。
ただ、何かが物足りない。
昨年は世界のトップ選手がパットをトゥーキックで行っていたのを目の当たりにして、
二日目からトゥーキックを取り入れたり、今年のワールドカップでは、練習でトゥーキックのパットが全く入らず、トゥーキックを捨てインサイドキックで行ったり、ボールを大会直前に変えてみたりと国際舞台でしかできないチャレンジをしてきた。
ただ、今回はチャレンジしなかった?できなかった?
今思い返すと全体を通したチャレンジでなくても、場面場面でできるところはあった。ムリをしない安定性のあるフットゴルフを信条としているので矛盾していると思われるかもしれないけど、国際大会を経験した者として、この舞台でチャレンジをしていかないと世界に追いつき追い越せない。
日本での戦い方と国際大会での戦い方は明らかな違いがある。
最終日18番の2打目。
ピンはフェアウェイからみると、登ってゴルフのグリーンを越えた場所にある。いつもの蹴り方であればギリギリ登って、ゴルフのグリーンに乗っかるところまで行くと想定していたし、実際そうなった。
でも…
あの場面、いつもとは違う強いインフロントキックで攻めても良かったんじゃないかと。なぜあの時チャレンジしなかったのか。
あの日17番まで9アンダーで、日本人最高スコアタイ。
18番でバーディーが取れれば記録が更新できる。
攻めて失敗する確率と長いバーディーパットを入れる確率を天秤にかけ、だからいつもの攻め方を選択した。
今思うとチャレンジしても良かったんじゃないかと。
ずーとサッカーという団体スポーツをやってきた者にとって、フットゴルフという個人スポーツが新鮮で、やったこと全てが良くも悪くも自分に返ってくるというのもフットゴルフの魅力の一つ。この歳でまた真剣になれることに出会えた事に感謝。
今大きなチャレンジをしているけど、プレイにおいてもチャレンジ精神を忘れずに前に進んでいきます。
アラコ