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【ブログ】2つ目のタイトル

投稿日:

4/22日に群馬カントリークラブで行われた日本フットゴルフ協会主催ジャパンツアー2018第2戦「第35回ジャパンオープン」で優勝し、今シーズン2つ目のタイトルを獲得しました!

前日土曜の群馬カントリークラブ主催コンペ「群カンカップ」に出場し、最終確認を行って臨んだ大会でした。大会当日はのような暑さだったので、こまめの水分補給、首に濡れタオルやプレー待機中は日陰に入るなどの対策を取りました。

全員が1番からスタートし、自分は12組中9組目。1番がパー3で、ホールアウトしないと次の組がスタートできないため予定よりもスタートが遅くなりましたが、色々な方と談笑しながらリラックスして待つことができました。フライトメンバーは全員知っている方々でした。

1番(93ヤード パー3)のカップはラフの傾斜した位置にあります。カップ手前のラフで止まると下りそして傾斜という難しいラインになるので、オーバーまたは遠くてもラインの良いフェアウェイに置こうと考えていました。遠くてもカップの真下から直線的に蹴る方が狙いやすく、寄せやすい。自分の蹴ったボールはラフに勢いを殺され、カップ手前のラフに止まってしまった。ラフが深いのでしっかり蹴った5m程のバーディーパットは強く、3m程オーバー。オーバーしても返しを入れれば良いと思って強く蹴ったのにパーパットは決まらず、3パットのボギースタート。スタートホールの重要性は色々な経験を重ねて分かっていたはずなのに…

切り替えて臨んだ2番(303ヤードパー 5)。ホール途中から下りの急傾斜があり、この段を一打で越えると下の方まで転がり、チャンスが広がります。フェアウェイ上を転がして越えるつもりが、ボールは真っ直ぐ飛び、またもやラフに勢いを殺されてラフで止まってしまった。急傾斜の先は真ん中に池、そしてカップは左奥。フェアウェイは右傾斜しているので、どの方向に蹴ってもカップから遠ざかり、ボールはほとんどが右側のカート道近くか、右側バンカー手前に止まります。それを知っていたので、少し欲を出して左側方向に蹴り出し、左側のラフやバンカーで止まればラッキーで、右側に流れてもいつも通りと思っていました。勢いよくバンカーに向かうもすぐに傾斜に乗り、左から右へ流れたボールは池に吸い込まれました。いつもやらないことはやってはいけない。当たり前のことが出来ないのがジャパンオープン。気持ちを切り替えて再開するも、4打目が寄せられず2パットのボギー。

難しい3番(115ヤード パー3)はようやくパーが取れ、続く4番(213ヤード パー4)と5番(117ヤード パー3)もパーセーブでようやく落ち着きを取り戻せました。

6番(115ヤード パー3)は群馬カントリークラブの名物ホールで、高台から打ち下ろします。相性の良いホールで、少し直線的に蹴ってしまったものの、カップ下2mに付けてこの日初バーディー。動画はフミト(高波瀬史人)が撮ってくれました。右側に見えるゴルフグリーンの左側にフットゴルフのカップがあります。

7番(145ヤード パー4)はティーキックがポイントで、右側は打ち下ろした高台の傾斜、そして左側はOBゾーン。カート道かゴルフティーゾーンでワンバウンドさせると良い位置に付けられます。自分のティーはカート道でワンバウンドし、ツーバウンド目もカート道方向に跳ね、2打目がピンを狙えるベストポジションに付けられました。バンカーの奥にカップがあるので、バンカーを転がして通すイメージで2打目を蹴るもミスキックでバンカーへ。ただ、このバンカーのカップ方向のアゴが低く、転がして狙えるので、前日から距離感があっていたこともあって自信を持って蹴ったボールはカップイン。これでイーブンまで戻せました。

8番(85ヤード パー3)も群馬カントリークラブ名物ホール。ティーは高台にあって、カップが馬の背と呼ばれる小さい丘のような位置でパットが難しい。想定したマネジメントができ、しっかりとパーセーブ。

前半最後の9番(145ヤード パー4)はバーディーが欲しいホール。深いラフを通したアプローチも距離感が合って、バーディー。

10番(83ヤード パー3)は林を通した打ち下ろし。ティーキックをカップ下2mに付けてバーディー。11番(320ヤード パー5)は想定したマネジメントができ、3打目のアプローチも距離感が良くて2mに付けてバーディー。12番(105ヤード パー4)の2打目を1mに付けてバーディー。13番(80ヤード パー3)はクリークを越えた先にカップがあり、ティーキックをカップ下1mに付けてバーディー。ここまで5連続バーディー。

14番(87ヤード パー3)のティーポジションは緩やかな下り傾斜。そして右側のカート道の奥が坂になっていて、落ちてもOBにはならないもののコースに戻すのは簡単ではない。前日そこに落としてダブルボギーだったので、最低限パーとしてインサイドを選択。縦回転を掛けてバンカーを通すイメージ通りのキックができ、ピン横3mに付けてバーディー。15番(110ヤード パー4)のアプローチが少し弱かったもののピンから5mに付け、ここもバーディー。出来すぎの7連続バーディー。

16番(157ヤード パー5)はバーディーを取りたいホール。コースから少し外れた高台からのティーキックは高台からの傾斜によって15番の右側のカート道近くまで転がってしまう選手が続出。ティーキックを真っ直ぐ蹴り、なるべく高台の奥から弱いボールでフェアウェイへ落とすマネジメントが功を奏し、2打目が蹴りやすいフェアウェイほぼ真ん中。しかし2打目をふかしてしまい、右前にあった木の枝葉に当ててしまいほとんど飛ばず。3打目は左側の池に入れないことだけを考え、コントロール重視のインフロントキック。10mのバーディートライは決められずパー。

連続バーディーは途切れたものの、残り2ホールも自分のプレーをするだけ。17番(303ヤード パー5)は2番と同じホール。夕方になると向かい風(アゲインスト)で、一打で段を越えるのは難しいと思っていたが、風に関係なく2番と同じように真っ直ぐボールが出てしまい、またラフで止まってしまった。2番の教訓を生かして2打目は真ん中に蹴り出し、想定通り右側のカート道近くの側溝に入り、側溝からピンに近づかず一歩ズラしての3打目。ピン方向には池があるので、避ける形でピン手前のバンカーを狙って蹴ったボールは池とバンカーの間に止まりました。ここからピンを直線的に狙うとバンカーの盛り上がったヘリを通すので難しいと判断して、擦るキックでスピンをかけてヘリを沿うイメージで蹴るも擦りが弱く寄せきれない。結局2パットしてのボギー。擦るキックは普段やらないプレー。またしても普段やらないプレーを選択してしまった。平常心が保てなかったのか、慢心なのか。

最終18番のティーは疲れからなのか当たりが浅く、狙った方向に行かずバンカーへ。最低限パーで終わらせたいと思い、しっかりと寄せるために蹴ったアプローチがピン左側の斜面を上がり、戻ってきたボールがそのままカップイン。ラッキーバーディーで締めくくる事ができました。

スタートで躓き、一瞬今日はダメとよぎりましたが、一つずつ返して行こうと切り替えた結果、よい方向に進んでくれました。そして連続バーディー中も余計な事を考えることなく一打一打、1ホール1ホールを集中して蹴れたことが優勝という最高の結果に繋がりました。

今シーズンはアプローチを中心に練習をして、この日はアプローチの距離感が合っていました。しかし、海外のコースは全体的に距離が長いため、この日のように自分がインサイドで正確に蹴れる20-30mのアプローチは少ないと思っています。この距離は自信を持ちつつ、様々な場面を想定して、更に練習を続けていきます。

ジャパンツアー2018第3戦「第36ジャパンオープン」は5/27@フォーティンヒルズカントリー(岐阜県中津川市)。
https://www.jfga.jp/36th-japanopen

ジャパンオープンの前週5/20日に関東フットゴルフツアー2018 Supported by GALLERY・2 第3戦「one8ty KANTO FOOTGOLF CUP 2018」が富士の杜ゴルフクラブ(静岡県駿東郡|御殿場インター降りて15分位)で行われます。
https://www.footgolfer.jp/tournaments/kantofootgolfleague/2018season

更にその前日5/19土に海老名市にある神奈川県立相模三川公園で行われる「2018 春のせせらぎ祭り」でフットゴルフ体験会をさせていただくことになりました。ワシ(和志武亮)と一緒に楽しみながら、フットゴルフの魅力を伝えてられればと。
http://www.sagamisansen-kanagawa.jp/event/1820

初めてジャパンオープンで優勝したのが約2年半前の第18回大会(2015年10月)。そして2016年6月からのプロ活動で協会主催大会初タイトル。プロとしても競技者としても結果が全て。当然今回の優勝で満足しているわけではないので、貪欲にジャパンオープンや関東フットゴルフツアー2018大会はもちろん、出場する全ての大会で優勝を狙っていきます。

現在 U.S. OPEN 2018(4/26-29|カリフォルニア) に出場のためアメリカに来ています。今シーズンのワールドツアー2018国際大会初戦。アメリカの大会は4度目ですが、初めてのコース。国際大会であればよくあることで、いかに練習ラウンドでコースを分析して、本番にいかしてプレーできるかがポイント。複数日(1日練習、3日大会)の難しさはありますが、楽しみつつ結果にもこだわりたいと思います。本大会での目標は「20位以内」。

大会の様子はブログやSNSなどに挙げていきます。

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