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araco

フットゴルフアメリカ遠征(アカプルコオープンその2)

投稿日:

9/19にメキシコ中部で大規模な地震が発生し、大きな被害をもたらしました。
亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々ならびにそのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
メキシコにいる方々の安全と一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
Pray For Mexico

フットゴルフ国際大会「アカプルコオープン2017」

8/27 Day2(2日目|+6)

2日目の朝もゆっくり始動し、朝食を取ってからプールへ。昼寝もして、15時前にゴルフ場へ。練習日と初日(Day1)の投稿は「フットゴルフアメリカ遠征(アカプルコオープンその1)」で!
https://www.footgolfer.jp/blog/araco/footgolfacapulcoopen2017_part1

前日の成績によって次の日の組み合わせやスタートホールが決まります。成績が良いと当然実力のある選手たちと回ることが出来、この日は左から Lucas Loustau(アルゼンチン)、世界中のフットゴルフ大会に出場している Matias Perrone(アルゼンチン)、2017年に行われたJansen Cup(アメリカ VS イギリス)に出場した Fabio Montano(アメリカ)とのラウンド。

左から日本人、アルゼンチン2人、アメリカ人

2日目のスタートホールは2番(257yds Par5)。3打目にバンカーに入れてしまったが、4打目を約5mまで寄せてなんとかパーセーブ。スタートホールの重要性は痛いほど分かっているので、パーなら十分。

続く3番(80yds Par3)はバーディーが欲しいホール。左足で蹴ったボールはピン左3m辺りに付けてきっちりバーディー!

3番(80yds Par3)

4番(150yds Par4)と5番(67yds Par3)はパーで凌ぎ、この日最大の問題となってしまった6番(147yds Par4)。このホールは途中に池があり、ティーキックは池の手前に刻むのがセオリー。オナーの Lucas は左利きで、池を意識しすぎたのか左側の草むらへ入れてしまった。2番目の自分も少し左側へ出てしまい、ヤシの木の手前に付いてしまった。左足で蹴るしか無い状況で、まともに蹴っても池は越えないと判断して、左側のカートを通すことを決断。強く蹴ることを意識しすぎてしまい、体が開いてボールは左の草むらへ入ってしまった。3打目は草むらから出ることが出来ず、4打目でやっとカップのある岸に乗せたものの、砂地でカップまでは起伏がある位置。距離感が掴めず蹴った5打目はカップをかなりオーバーしてしまい、6打目は寄せることがやっとで、結局7打のトリプルボギー…

6番ホール。上がティー位置で、下が刻んで置く位置(ベストはもっと奥)

気を取り直して臨んだ7番(147yds Par4)は約5mのバーディーチャンス。決めたいところだったが僅かに外れてパー。もったない!
そして本大会最長ホール8番(368yds Par5)と9番(220yds Par4)はなんとかパーで凌ぎたいホールでしたが、連続ボギー。

10番(107yds Par3)はパーで凌ぎ、11番(185yds Par4)。初日ボギーのこのホールはこの日も攻めきれず、2パットのパー狙いに失敗のボギー。トリプルボギー後の5ホールで3ボギー。全て難易度の高いホールではあったものの、凌がないとスコアはまとまらない。
12番(283yds Par5)はパー、13番(148yds Par4)はボギー、14番(166yds Par4)はバーティーと一進一退。

15番(175yds Par4)は起伏が幾つもあり、更に傾斜したゴルフグリーンを通した先にカップがある難易度の高いホール。ティーキックは左側に出して、2打目を強めに蹴り、カップ奥のラフに付けるのが理想。しかし2打目が弱く、ゴルフグリーン上の傾斜に負けて、右側の大きな溝に垂れてしまった。カップも傾斜した位置にあるため、狙いすぎるとパーパットが更に難しくなるのでカップ奥のラフに置きにいき、長めのパーパット勝負を選択したものの、打ち切れずまたもやボギー。

15番(175yds Par4)

バーティーの欲しい16番(64yds Par3)はパー、マネージメントを間違えると簡単にボギーとなる17番(201yds Par4)もパーで乗り切り、前日ボギーだった18番(245yds Par5)。2打目をバンカー手前に置くことが出来、3打目は左傾斜しているゴルフグリーンを考え、右から高いボールを蹴って、ゴルフグリーン上でピンから約5mのバーティーチャンス。ラインを間違えると大きな溝へ落ちてしまう怖さがありましたが、フックラインをしっかり打ち切りバーティー!思い返すとこの日のこのパットがベストパット!!

しかし、この日の最終ホール1番(209yds Par4)で欲を出しすぎてしまった。長めのバーティーチャンスに付けるも、外れて想定以上にオーバー。返しも外してしまい、最悪のボギー。バーティーを狙うコト自体はスコアを伸ばすために当然のこと。ただ、外し方が悪すぎた。取りたい一心で、傾斜や強さへの考慮が完全に不足していた。回避できたミスが最終ホールに出たので、いつも以上の疲労感が出た一日となりました…

2日目は6オーバー(3バーティー、6ボギー、1トリプルボギー)

初日と2日目の結果

8/28 Day3(最終日|+8)

最終日は朝9時スタート。初日と2日目の朝は雨が降っていましたが、この日は快晴。しかし午後から雨予報とのことで、スタート時間を少し前倒しとなりました。

初日6位タイから16位タイまで順位を落としてしまった事もあり、最終日は少しでも順位を上げること、つまり初日のように我慢のフットゴルフができれば自ずと順位が上がると思っていたので、アップしながら徐々に気持ちを高めていきました。

2日目を終えて20位以内の選手たちのみ1番からのスタート。4人組5グループに分かれ、最初のグループとして最終日が始まりました。やっぱり1番ホールからのスタートは気持ちいい!最終日のフライトメンバーは、左から Juan Roman(メキシコ人)、Diego Giamarco(アルゼンチン人)、Davide Baldini(唯一のイタリア人)。

左からメキシコ人、アルゼンチン人、イタリア人、日本人

前述の通り、致命的なミスをした2日目の最終ホール1番(209yds Par4)からということもあり、慎重にプレーしてパースタート。

2番(257yds Par5)はあわよくばバーディーが狙えるホールにもかかわらず、2打目でフェアウェイバンカーに入れてしまい、3打目は痛恨のミスキック。4打目で寄せきれず、2パットのボギー。

左の池が気になる2番(257yds Par5)

バーディー取りたかった3番(80yds Par3)はパーで、カップ周りが難しい4番(150yds Par4)へ。
ティー位置の目の前にある平らな所の奥は右半分は池が入り込んでいるため真っ直ぐは蹴れず、カップの左手前にバンカーがあるので、ティーキックは左側の林手前に置くのがベスト。そして2打目は3つの起伏を越えて池ギリギリかつ、馬の背にあるカップを狙うのでショートしがち。この日は左足で狙ったラインを通り、約3mのバーディーチャンスに付ける。しかしカップ奥の池が気になってしまい、結局2パットのパー。

4番(150yds Par4)のカップ位置は赤丸

そして意外と難しい5番(67yds Par3)。バンカーを通し、一段上にあるゴルフグリーンと同じ高さにカップがあり、ココも馬の背。カップ右の窪みを狙ったティーキックはバンカー右脇のラフで止まった。3mのバーディーチャンスではあるものの、カップを少しでも外すと左右の傾斜に乗り、窪みに落ちてしまう。寄せてパーを狙ったが、予想以上にラフに捕まり、カップ手前でスライスして窪みに落ちてしまった。自信を持って蹴った5m以上あるパーパットが外れて、逆側の窪みまで行ってしまった。その時の状態をはっきりとは覚えていないが、確か返しのパットも自信を持って蹴り、なんとかボギーをもぎ取りました。

5番(67yds Par3)のカップ位置は赤丸

2日目にトリプルボギーを叩いた6番(147yds Par4)はパーで凌ぎ、風が強くなってきた7番(147yds Par4)は過去2日間よりティーが飛ばず、2打目も寄せられない。3打目でなんとかカップ下の窪みに寄せて、3mのパーパットを決めてココも凌ぐ。

7番(147yds Par4)

風の強さが増して、強いアゲンストで迎えた8番(368yds Par5)。ティーキックが全然飛ばない…そして2打目3打目で挽回しようと強く蹴ることを意識しすぎてしまい、右に左に引っかけてしまう悪循環。草むらからの4打目も寄せられず、カップまで20m以上。5打目で寄せてなんとかボギーで凌ぎたかったが、寄せきれずダブルボギー。

8番(368yds Par5)

過去2日間は左足で川を越えていた9番(220yds Par4)は過信してしまい、風があるにもかかわらずこの日も左足で蹴るも、やはり風と力みがあったのか、少し引っかけて川に落としてしまった。川を越えた場所にある特設ティーからの3打目も風に押し戻されて飛ばない。4打目でもカップに寄せられず、結局2ホール連続のダブルボギー。

10番(107yds Par3)は逆にフォローで、長めながらバーディーチャンス。上りのラインが打ち切れず、納得のパー。
少し苦手意識のあった11番(185yds Par4)は風の影響もあって2打目がショート。3打目も池と馬の背が気になって、思い通りに寄せきれない。ボギーで良しと割り切るも、4打目も寄せきれずこの日3つ目のダブルボギー。

12番(283yds Par5)のティーキックは左側に置きたかったが、ボールは真っ直ぐ飛んで右側のバンカー手前へ。2打目はバンカーを通すことを選択して、かろうじてバンカーは抜けるも、抜けてすぐのラフで止まってしまった。前下がりの足場から蹴った3打目はカップ方向に飛ばず、大きく右に出てしまった。30m以上あったラフからの4打目は寄せてパーが取れればラッキーと思えるくらい難しかったが、スルスルとカップに寄っていき、なんとカップイン!振り返るとコレがこの日唯一のバーディー。

左上から時計回りに12番のティー、2打目付近、3打目付近、カップ付近

13番(148yds Par4)、14番(166yds Par4)、15番(175yds Par4)、16番(64yds Par3)は最低限のパーセーブ。

左上から時計回りに、13番2打目付近、14番2打目付近、15番2打目付近、16番ティー

アカプルコオープンも残り2ホール。17番(201yds Par4)もアゲンストで、ティーキックが飛ばない。過去2日間は寄せていた2打目もカップまで距離が残る。カップが馬の背にあり、またカップ左側にはアゴの高いバンカーがあるので右から回そうとするも寄せきれない。ここから2パットのボギー。積極的に攻めたかったが、

遂に3日間合計54ホール目の18番(245yds Par5)。風に加えて、雨も降り始めた。セオリー通りに2打目でバンカーを狙うも届かず、3打目でバンカーに入れ、4打目は狙い通りカップ奥のラフに付けることに成功。5打目のパーパット。本大会の集大成でもあり、国内大会はもちろん、特に国際大会での1ストロークは順位に大きな影響が出ることは必至。しっかりと気持ちを込めて蹴ったボールは真っ直ぐ転がり、カップイン。

風に苦しめられ、練習日を含めた3日間の気付かないみえない疲労もあり、本戦3日間でワーストの8オーバー(1バーディー、3ボギー、3ダブルボギー)で最終日を終えました。

最終日は8オーバー

大会は初日と2日目で首位だった Ben Clarke(イギリス)が最終日にスコアを崩し、代わりに2日目に2位に付けていたメジャー第2戦キャピタルカップで優勝した Fabio Helbois(フランス)が逆転でメジャー2勝目を挙げました。ベスト3にはメキシコらしい盾が贈られ、上位7人が賞金を手にしました。

本大会の上位陣。優勝は左から4人目の Fabian(フランス)。

ベスト3、ベストシニア、ベストアマに贈られた盾

【総括】

目標としていた賞金獲得ができず、悔しい結果となりました。今大会は3日間トータルをアンダーで回ったのは優勝した Fabian 一人だったのを考えると、難易度の高いコースだったと思います。しかし、ただ難しいのではなく、やり甲斐のあるコースでもありました。この難しいコースの初日をイーブンパーで回れたことは自信にもなりましたが、3日間(複数日)でパフォーマンスを上げるまたは続ける難しさも再認識できました。これをどうやって実践していくか、まだまだ試行錯誤が続きます。

アカプルコオープン2017の最終順位は18位タイ(14オーバー)

次の日にメキシコシティへ移動&一泊後、「U.S. Pro-Am 2017」が開催されるフロリダ州オーランドへ移動します。もう一つのメジャー大会の様子は後日投稿します。

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