フットゴルフマガジン

日本初のフットゴルフウェブマガジン

  • 那須国際カントリークラブ
    那須国際カントリークラブ
  • TBC太陽クラブ
    TBC太陽クラブ
  • セブンハンドレッドクラブ
    セブンハンドレッドクラブ
  • レンブラントゴルフ倶楽部御殿場
    レンブラントゴルフ倶楽部御殿場
  • 美野原カントリークラブ
    美野原カントリークラブ
  • 群馬カントリークラブ
    群馬カントリークラブ
  • キャメルゴルフリゾート
    キャメルゴルフリゾート

araco

フットゴルフアメリカ遠征(アカプルコオープンその1)

投稿日:

9/19にメキシコ中部で大規模な地震が発生し、大きな被害をもたらしました。
亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々ならびにそのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
メキシコにいる方々の安全と一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。
Pray For Mexico

フットゴルフ国際大会「アカプルコオープン2017」

8/25-28にメキシコ・アカプルコで行われた FIFG 主催フットゴルフワールドツアーのメジャー大会「アカプルコオープン2017」に出場しました。アカプルコはメキシコシティから飛行機で1時間程度のリゾート地。成田からメキシコシティへ直行便(全日空とアエロメヒコ)が出ていて、12時間程度で行けるため、比較的近いと感じました(アメリカでも直行便で行けない場所もあって、2016年ワールドカップはアルゼンチンで行われ、40時間位かかって移動したのに比べると…)。

今回8/31-9/3にアメリカのフロリダ州オーランドで「U.S. Pro-Am 2017」が開催されることもあって、勝手にフットゴルフアメリカ遠征と銘打って、2017年初の海外国際大会への出場を決めました。「U.S. Pro-Am」は2016年にも出場しているので今年で2回目。ちなみに国際大会はオープン大会で、エントリーは誰でも可能です(メジャー大会はワールドライセンスが必要)。

本大会にはアルゼンチンから多くの選手が出場し、ヨーロッパやアメリカの選手はあまり出場しないことを想定していたこともあって、プロとして賞金を獲得する(10位以内)ことを目標に大会に臨みました。

アカプルコオープンは4日間(練習1日、本戦3日)の日程で行われ、メキシコも夏真っ盛りで昼間の日差しはかなり厳しいため、最終日以外は全て16時スタートでした。

8/25(練習日&オープニングセレモニー)

大会会場はリゾートホテルに併設されているゴルフ場で、宿泊した公式ホテルは3つあるリゾートホテルの一つ。一番ランクの高いホテルの目の前にあり、ここまではシャトルバスが走っていたためストレス無く移動ができました。

出場者全員で集合写真を撮り、大会関係者によるスピーチとカップへのキックを以って大会が始まりました。ワールドカップや昨年のヨーロッパツアーで一緒に戦った仲間たちとの再会はフットゴルフの醍醐味の一つ。

練習は終了時間が決まっているだけで、好きな場所からスタートできる方式でした。ドコに何番があるのかも分からない状況だったので、近くにいたワールドカップ2016アメリカ代表の Arturo Barragan に付いて行き、10番からスタート。

全体的な印象としては、比較的距離は長め(3237yds Par72)で、池が絡むホールも多い。そして特徴的なのはカップ位置。ヨーロッパ各国に見られるゴルフグリーンを通してグリーンカラーに位置するパターンと、アメリカに見られるフェアウェイに位置するパターンが混在。更にフェアウェイの場合は、池のギリギリにあったり、馬の背と呼ばれる小さい丘の上にあったりと、今までプレーしたコースでベスト3に入る難易度。しかしただ難しいわけでなく戦略性の高いコースなので、選手としてはやり甲斐のあるコース。もう一度プレーしたいベスト3に入るコース。

Hole10(107yds Par3)

練習を終えて、ホテルに戻ってからオープニンセレモニー。ビュッフェスタイルの食事はもちろんタコス!食事が終わりそうな頃にいきなりギターの音が鳴り響き、現れたドンタコス7人衆。生ギターと発声の良い声と軽快なダンスでみんなを魅了。リクエストにも応えちゃいます。

生演奏終了後から急に雨が振り出す中、初日の組み合わせ発表。事前に決められていたグループ(おそらく有力選手をシードにして各グループに振り分けた形)が発表され、続けてショットガンのスタートホールをシード選手が番号を引いて決まっていく。自分は Julian KelKel(ドイツ)、Bogar Arciniega(メキシコ)、Jose Garcia(ホンジュラス)と同組になりました。初日は16時スタート。

8/26 Day1(初日|±0)

時差ボケはそれほど感じられずスッキリと起きて、ホテルのプライベートビーチを朝散歩。朝食はホテルのビュッフェで戦いに備えてガッツリいただきました。そして時間もあるので海やプールに入ってリラックス。しっかりと昼寝をして、15時前にホテルを出発。

プールの奥はプライベートビーチ

ゴルフ場に到着後、選手たちと挨拶を交わしてアップ開始。十分な広さの練習スペースがありました。もう一人の日本人出場者清水選手とボールを蹴り合いながら、気持ちを高めていきます。

青空が広がるアカプルコオープンの会場

遂に始まったアカプルコオープン初日。恒例のフライトメンバーと1枚。みんないいヤツら!ちなみに最年長です。

左からホンジュラス人、メキシコ人、ドイツ人、日本人

スタートの9番(220yds Par4)は目の前には川と大きな木があるホール。右で蹴ると木に当ててしまうか、木が気になりかなり左の方へ蹴り出してしまう可能性があったので、練習で蹴っていた左足キックを選択。大会一発目のキックが左足だったので緊張しましたが、しっかり蹴れたので難なく川を越えました。2打目を少し右に引っかけてしまい、3打目は寄せきれない。カップ左約5mからのパーパットは斜めのフックライン。しっかりと蹴ってラインに乗せてパーセーブ。

Hole09(220yds Par4)

10番(107yds Par3)もパーだったものの、11番(185yds Par4)はカップ位置が池の近くで、馬の背。2打目まではマネージメント通りで、3打目の長めのバーディーチャンスは狙わず寄せてパー狙いだったが、奥の池が気になって打ち切れず、結局ボギー。

Hole11(185yds Par4)のカップ周り

12番(283yds Par5)はパー、13番(148yds Par4)は練習では良くなかったけど、2打目打ち切り、カップ上からのバーディーチャンスを沈めて今大会初バーディー!

14番(166yds Par4)、15番(175yds Par4)、16番(64yds Par3)、17番(201yds Par4)はなんとかパーセーブ。特に15番はゴルフグリーンを通すホールで、球速がないとグリーンを抜けられず手前の大きな窪みに落ちてしまう難易度の高いホールの一つ。

18番(245yds Par5)は距離が短いパー5ながら、カップは一段高いゴルフグリーン奥にあるので、2打目をドコに置いて、3打目をどう蹴るかマネージメントが重要。カップは馬の背にあって、左右は大きな窪み。狙い目はカップ奥のラフ。
ティーキックを少し引っかけ、左側へ。2打目はゴルフグリーンを囲むバンカーの手前ギリギリに置くか最悪バンカーに入っても良しとして蹴るものの、バンカーの20m手前で止まってしまった。この位置から無理やり狙っても傾斜に当たってあらぬ方向に行くか左右のバンカーに入ると想定できたので、ボギーで良しと3打目は手前のバンカーに入れることを選択。そして4打目のチップキックは狙い通りカップ奥へ。5打目のパーパットは奥の傾斜したゴルフグリーンと左右の大きな窪みが気になって打ち切れず、納得の2パットでボギー。

18番のカップ付近。写真のど真ん中に見えるピンがカップ位置

水辺越えの1番(209yds Par4)、バーディーが狙いやすい2番(257yds Par5)は共にパーセーブ。

3番(80yds Par3)と7番(147yds Par4)でバーディーが取れ、難易度の高い4番(150yds Par4)、5番(67yds Par3)、6番(147yds Par4)はパーセーブ。

初日最終ホール8番(368yds Par5)は本コース最長コース。疲れと飛ばしたい気持ちが無意識に出て、ティーキックは少し左に引っかけて、2打目は更に引っかけてロングホールではやってはいけないフェアウェイバンカーに入れてしまった。3打目は距離を稼げず、4打目蹴っても残りは50m以上。このホールまで1アンダーだったので、寄せて最悪ボギーで乗り切りたいと蹴った5打目は約5mに付けられ、なんとかボギーで凌げてイーブンパーでホールアウト。

初日はイーブンパー(3バーディー3ボギー)

初日はなんと6位タイという好スタートが切ることが出来ました。

初日の結果

Day2(2日目)と Day3(最終日)は「フットゴルフアメリカ遠征(アカプルコオープンその2)」で!
https://www.footgolfer.jp/blog/araco/footgolfacapulcoopen2017_part2


-araco
-acapulco open, araco, blog, FIFG, FIFG1000, footgolf, major, worldtour, アカプルコオープン, フットゴルフ, メキシコ, ワールドツアー


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


アーカイブ