2016年最後の日本代表戦「 Pacific FootGolf Trophy 2016(第1回 フットゴルフ日米対抗戦 )」のメンバーに選出され、決戦の地カリフォルニア州パームスプリングスに行ってきました。
パームスプリングス行く途中でサンタモニカに寄り道。さすが観光地。人ひとヒト。この日だけはリラックスして観光モード。
「 Pacific FootGolf Trophy 」は今年から始まった大会です。日本では初となる女子並びにシニアカテゴリが含まれる代表戦。一般の部はJFGAツアー2016のランキングから選出され、女子並びにシニアは選考会が行われました。
一方アメリカのメンバーは、アメリカ各州の大会で選抜された選手だけが出場できる「 U.S. NATIONAL CHAMPIONSHIP (11/4-6開催)」の各カテゴリ上位者(一般8人、女子4人、シニア4人)から選ばれていました。純粋なアメリカ代表ではないものの、この大会はアメリカNo.1を決める大会なので、上位者はフットゴルフ界でも実力者ばかり。
11月6日(日)練習ラウンド
11/5夜に羽田を出発し、11/5昼頃にロサンゼルス到着。 Pacific Trophy は11/7。朝から実際のコースで練習でしたが、この日は日本の春のような気候で、ほとんど風もなく、最高のフットゴルフ日和!
会場は AMERICAN FOOTGOLF LEAGUE (AFGL)のホームコース「 Desert Willow Golf Resort 」。ハイグレードなゴルフ場です!ゴルフのプレー代も高いそうです。
16人が4人4組に分かれて練習ラウンド開始。カートが利用できたのでカップ周りを確認やホール間の移動が非常にラクでした。すぐ後ろから今年から追加されたジュニアカテゴリの決勝ラウンドが始まってしまい、いつも通りに各ホールを細かくチェックする時間があまりありませんでしたが、素晴らしいコースにテンション上がりまくりでした。
各ホールのティーから見た眺めはこんな感じ。とにかく広い!練習ラウンドはリラックスした状態なのでほぼ思い通りのボールが蹴れるんですけどね。
練習後は U.S. NATIONAL CHAMPIONSHIP の決勝ラウンドを観戦。世界でもトップを争う選手達だけにやはりレベルは高い。パワーだけと思われがちですが、距離感抜群のアプローチや速いカップ周りに対応した繊細なパッティングなど、学べるところは多かったです。アメリカのコースは距離が長いので、飛ばそうとすることに重きを置きがちですが、しっかりとしたマネージメント、そしてパットの重要性を再認識しました。優勝は Angel Reyes。この日ベストスコア63を出して、前日2位からの優勝。前年優勝で初日トップだった Jordan Godfrey は惜しくも準優勝。
11月7日(月)Pacific FootGolf Trophy( フットゴルフ日米対抗戦 )
前日に比べて少し暑かったですが、カラッとした気候で過ごしやすい。このゴルフ場はフットゴルフの常設コースがあって、 U.S NATIONAL CHAMPIONSHIP も Pacific Trophy も同コースで行われました。こんなコースでいつでもプレーできるなんて羨ましい!フットゴルフの後からゴルファーが続いていましたが、嫌な顔せずに待っていますし、時には笑顔で話しかけられました。
大会は女子、シニア、一般の順にスタート。日本人2人アメリカ人2人の合計4人でのラウンド。自分はコージャと。2015年代表選考会最終戦以来の同組。アメリカは、 Jordan Godfrey と2016年 U.S ランキング1位の Sharif Khatib 。この4人が大会最終組。
程よい緊張感の中でスタート。今年取り組んだティーキックの改良とボールを変えたことで、ティーキックの距離と精度は上がったので、あとはアプローチとパット次第。このコースはカップがフェアウェイ上の少し傾斜している所にある事が多かったので、前日の練習ラウンドから特にパット勝負と思っていました。その通りパットがスコアを左右することとになり、5m 以内のバーディーチャンスが8回あったのに2回しか決められないヘタクソなオレ。結果73(1オーバー)。今思えばもっと柔軟に対応しておけばと。今年1月のワールドカップでは、練習時にトゥーキックのパットがしっくりこなかったので、本番は全てのパットをインサイドに変えたことがありました。今回は逆にインサイドのパットがダメなら、トゥーキックに変えても良かったんじゃないかと。本番でしかできない試みと経験。また課題が増えました。
自分の戦いぶりをご覧ください
今大会で日本チームを牽引できず、残念ながら大差を付けられてアメリカチームに負けました(※一般の上位4人、女子上位2人、シニア上位2人の合計スコアで勝敗を決める)。でもみんなもっとできたと感じたのではないでしょうか。初めて国際大会に出場した人達が多く、なかなか普段通りのプレーができないものです。この場所でこの瞬間しか味わえない経験、雰囲気などを日本のフットゴルフファミリーや友人知人に伝えていきましょう。フットゴルフの世界は本当に広く、可能性は無限大。もっと日本も盛り上げていきましょう。
今回も国際大会で出会った仲間たちとの再会もありました。コレもフットゴルフの楽しみの一つ。英語が話せればもっと楽しいのになw
9月の U.S.PRO-AM とこの Pacific Trophy で二つのアメリカのコースでプレーしましたが、どちらも本当に素晴らしいコースで、そして目の前に広がるコースに向かって思いっきりボールを蹴るという自分にとってのフットゴルフの原点が再認識できました。アメリカのコースはオススメですよ!
アラコ