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第30回フットゴルフジャパンオープン

投稿日:

2017.06.25 Sun@キャメルゴルフリゾート

【結 果】4位タイ位(41人中)
【スコア】5アンダー(6バーディー、1ボギー)
順位表:https://fgranks.com/fifg/torneos/japan-the-30th-footgolf-japan-open

”パッティングデイ”

今シーズンツアーではじめてとなる降雨で開催された第30回フットゴルフジャパンオープン。予報は雨だったので想定はしていたものの、前日の練習ラウンドとは全く異なるコンディションで始まりました。

46名が1、4、7番に分かれてスタート。キャメルゴルフリゾートは9ホールを2周するコースで、距離は群馬カントリークラブ(3256ヤード)とTBC太陽クラブ(2875ヤード)を比較すると短めの2476ヤードですが、他のコースでは見られない大小の起伏が特徴のゴルフ場。

自分のスタートホールは4番(193yds Par4)。深夜から続いた雨を十分に吸い込んだ芝に対して、踏み込みが慎重になる各選手。スタートホールは慎重に入り、パー発進。続く5番(185yds Par5)は思い通りのマネージメントができ、打ち上げのバーディーパットをしっかり打ち切りバーディー。6番(142yds)は長めのパー3。ティーキックが狙い通りいかなかったものの、深いラフの丘を通すセカンドは強さとコースが上手くいき、カップを舐めるアプローチになり、パーセーブ。
7番(82yds)もパー3。カップは深いラフとカート道を通してからグッと深く下った位置にあり、ティーから見て右側は左傾斜と低い木が邪魔をして右利きの選手は真っ直ぐ打ち出さないとカップから逃げてしまうホール。ティーキックは案の定真っ直ぐ蹴りきれず、深いラフにも捕まりショート。下りで長めのバーディートライだったが、雨で重くなった芝を考えてしっかり蹴り、バーディー!

そして8番(Par5)は本コース最長の252ヤード。ティーキックとセカンドは思うようなキックができず、長めのサードを残してしまった。カップはすぐ奥にバンカーがある位置にあり、カップ手前50ヤード辺りから緩やかに右傾斜している。傾斜を考えて左に出して蹴ったものの弱く、10mくらい残してしまった。奥のバンカーが気になったが、ラインがしっかり見えて自信を持って蹴ったボールはカップイン。バーディー!!
9番(181yds Par4)は左側にフェアウェイが広がり、ティーは打ち上げ。80ヤード付近から下っているホールで、カップは右のラフ。ティーキックが正面のカート道に乗り、ピンまで30mの位置にへ。下りのセカンドアプローチは色々と考えすぎてしまい、重い芝の影響もあって、10m程度しか寄せられず。それでもバーディートライのサードは傾斜を使って狙うが外れて、結局パー。

打ち下ろしの10番(201yds Par4)は目の前には大きな起伏が広がり、そしてカップのある段は狭く、この段に乗せられないと右側の谷へ落ちてしまう。ティーキックは中段に止まり、アプローチ勝負。まだ前には大きな起伏があるので、左の傾斜とラフを利用してカップの段に載せれるように大きく左側に蹴り出したセカンドは強く、段では止まらず谷へ。長い上りのバーディーパットは無理に狙わず、寄せてパー狙い。自信を持って蹴った3mのパーパットが外れ、結局ボギー。

ピン奥からみた1、10番。この段に乗らないと左側の谷へ落ちてしまう。

11番(182yds Par4)のカップは二つの丘の間にあって、更に傾斜のある大きなバンカーが立ちはだかるホール。マネージメント通りのプレーができ、セカンドをカップが直線的に見れるバンカー手前に置き、サードはチップキックでピンそば1mに寄せてパー。

2、11番のカップ付近。ティーは左の奥から。

比較的易しい12番(87yds Par3)は雨の影響を受けたラフが思った以上にボールの勢いを殺し、バーディーパットも打ち切れず結局パー。

3、12番のティー

スタートホールに戻り2周目スタート。

起伏が気になる13番(193yds Par4)。ティーキックを右側に出すことで、セカンドが置きたい場所へ直線的に蹴れると想定し、マネージメント通りセカンドはピン下へ。10mの上りバーディートライはしっかりと打ち切ったものの入らず、パー。

4、13番と5、14番のフェアウェイ

4、13番のカップ付近

14番(193yds Par5)も大きな起伏があるホール。ティーキックは13番のカップ下辺りに置き、セカンドは上の段に置きながら進みたいところだったが、右側の起伏方向へ飛んでしまって下の段に落ちてしまった。しかしサードは寄せれる距離にあったので、しっかり蹴ったボールはカップ付近のラフへ。5m下りのバーディートライ。外すと傾斜で下に落ちてしまう場面でしたが、ラインを読んで打ち出したボールはカップイン。バーディー!

5、14番のフェアウェイ。セカンドからの眺め

気持ち良く15番(142yds Par3)へ移動。長めのパー3なので、セカンドが大切。ティーは6番の時より飛んだのに、セカンドをミスキック。ボールは一緒にラウンドしている選手のボールに当たり、ピンとは逆方向へ跳ね、7mくらいの下りのパーパットを残してしまった。ココが勝負所と気持ちを入れ直して蹴ったボールは読み切ったライン通りに転がり、カップイン。ナイスパー!!
16番(82yds Par3)は7番と同じように右側の木が気になり、深いラフにボールの勢いが殺されてショート。7番の時よりは距離が短かったが下りを意識しすぎて打ち切れず、結局パー。

勝負所のロングホール

前周でバーディーを取った17番(252yds Par5)は再度バーディーが欲しいところ。しかし、ティーキックとセカンドが伸びず、カート道のかなり手前で止まり、8番の時よりも距離を残してしまった。

8、17番のフェアウェイ。サードはカート道の手前から。

8番のサードはショートしていたので、カップ周りの左傾斜を計算し、オーバーしてもバンカーだから大丈夫としっかりと蹴ったボールは傾斜に乗り、カップの縁に当たるナイスアプローチ!しっかりバーディーゲット。

8、17番のカップ周り

18番(181yds Par4)もバーディーが欲しいところ。9番ではティーキックが運良くカート道に乗ったが、今回はフェアウェイへ。カート道を跨ぐアプローチで、全体的に下っているためカップ周りのラフに止めたいところだけど、全体的に下り傾斜。カート道へボールが乗ったり、ラフで止まらなければカップから15m下の溝に落ちてしまう。慎重かつ大胆に。カップから右側にある小さい木(下の写真では左側)の左横を通すことに決め、インフロントで蹴ると右側に大きく出てしまうので、最近練習に取り入れていた押し出すサイドキックを選択。少し強めに蹴ったボールは一度ラフに入るも傾斜でカート道を通り、更にラフへ戻ってきて、ピン下3mに付ける。ココもきっちりバーディー。

9、18番のカップ周り。奥の左側にティー位置。

残り3ホール

10番でのボギーは気にならず、1番(201yds Par4)ティー位置へ。ティーキックは中段の所で止まり、セカンドはカップのある段に乗せたかったが結局溢れて谷方向へ。これは想定内なので、サードをしっかり寄せて、パーセーブ。
2番(182yds Par4)は考えていたマネージメントを遂行。ただ、ティーキックが良かったので、フォロー風もあり、セカンドでカップを狙うことも考えた。しかし、カップ周りの難所を考えると攻める場面ではないと言い聞かせてバンカー手前に刻み、今回もサードはチップキックでピンそばに付けてパーセーブ。
そしていよいよ最終3番(87yds Par3)。ココも是が非でもバーディーが欲しい。ティーキックはピン方向へ飛び、ピンまで約5m。スコアを伸ばしたい気持ちも強かったが、常に最終ホールの最終パットは優勝がかかったパットだと意識して蹴っている。いつこのような場面になっても対応できるメンタリティを付けたいと思っての行動です。しかし、技術が伴っていないので、若干上りのパットは打ち切れず、パーでフィニッシュ。

キャメルゴルフリゾートはアンジュレーションを活かしたコースで、短いアメリカのコースのようで、個人的には好きなコース。マネージメントが生きるコースだと思っていたので、まさにそれが実行できたことは収穫の一つ。
またこの日は「パッティング」に尽きる。難易度の高いバーディーやパーも取れたので、少しずつ自信が付いてきたが、やはりココぞ!の場面で決めきれなければスコアは伸びてこないし、優勝もできないと改めて感じました。

第30回ジャパンオープンの優勝はヤスこと「安村翼」。2年ぶりの優勝。おめでとう!
今年度から独立して山口県から参戦しているヤス、香川県から来ているカッシー(樫原篤弘)など、遠方からの参戦者のフットゴルフに対する情熱は素晴らしい。

フットゴルフツアー第5戦(第31回フットゴルフジャパンオープン)は7/23日@東我孫子カントリークラブ。
アメリカでのメジャー大会(US PRO-AM 2017|8/31-9/3)に派遣される日本代表がこの大会までの結果を考慮して選出するとのこと。
選ばれたい気持ちは誰よりも強いけど、まずは7.23でしっかりと結果を出して吉報を待ちます。

日本で初めての国際大会「JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2017」が10月に軽井沢で開催されることが確定し、詳細が発表されました(https://www.jfga.jp/internationalopen2017)。会場は軽井沢72ゴルフ。
期待と不安が入り交じる4日間(10/26-29)になりそうです。大会を盛り上げるためには日本人選手の活躍が不可欠。残り3ヶ月で更なるレベルアップを図っていきます!
この国際大会は日本フットゴルフ協会に登録すれば、誰でも出場できる大会です。優勝総額は350万円!

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